宇宙開発の話
今日10月4日は「宇宙開発記念日」だそうです
1957年10月4日にソ連の人工衛星が初めて宇宙に飛び立ちました
あれから66年で開発はどんどん進みました
当時はアメリカとソ連だけだったのが現在日本も含む多数の国が開発
を行っています
最近ではイーロンマスクが創業したスペースXで2030年までに火星に基地を
つくると発表して話題になっています
しかし宇宙開発も問題が山積み、そのひとつがスペースデブリと呼ばれる
「宇宙ゴミ」です
宇宙ゴミは今まで打ち上げて役目を終えた、または故障した人工衛星や
宇宙ロケットの上段、爆発や衝突で生じた破片などで地球の周りを浮遊しています
最小のものを入れるとなんと1億個になるともいわれています
当初はごみになると考えなかったようです
誰の土地かわからないところにたくさんの人がいろんなごみを捨てること
によりいつのまにかゴミだらけに
しかも責任の所在が分からないのでほったらかし
ただのごみではなく宇宙空間に放り出されたごみは時速20,000㎞という
ものすごいスピードで移動しています
結局このごみに新しい衛星がぶつかってそれがまたごみになって・・・
またこれが地球に落下することがあります
実際に落ちたことがあるのです
ここで一人の日本人が立ち上がりました
岡田光信
アストロスケールを創業し宇宙ゴミの回収に取り組んでいますが
創業した当初は誰も相手にしてくれなかったそうです。
確かに誰が捨てたかわからないゴミに改修するからお金を払えと要求されても
「なぜ私が」
という反対や白い目が多かったようです
誰にも求められていない市場で会社を立ち上げた岡田氏
周囲の目とは逆に
「全く市場が荒らされていないブルーオーシャン」
とわくわくしていたそうです
当初は官民ファンドからの融資しかなかったそうですが様々な企業や国が
注目し現在は数百億円の資金調達ができるまでになっているとのこと
いまでは「宇宙の清掃人」のトップを走る企業として他社をリードしています
同じ清掃業者として勝手に話をしていますが(笑)
とても夢のある話、これからも応援していきたいと思います